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SokuRyoku labへようこそ!​​

体に色々な悩みを持っている方はとても多いと思います。

私自身、声楽家として「歌えない、声が出ない」ということを経験し独学で体のことを勉強しました。

そして「呼吸の多さ」が自分のパフォーマンスを下げている要因だと気付いたのです。

そして呼吸と姿勢というのは常に一心同体で切っても切り離せないものだとも改めて実感しました。

呼吸は姿勢の表れで、姿勢も呼吸の表れとも言えます。

呼吸や姿勢はパフォーマンスをしている時の話ではなく…

パフォーマンスをする以前の日常の体の話です。

なのでどの人にも共通することです。

「できる人はできる」というのは自然とそのような呼吸と姿勢があるのです。

日常の何気ない呼吸、姿勢、仕草が全てを物語っているんです。

チョットしたことがとても大事なのです。

パフォーマンスのアップ、怪我の予防&改善、イップス・ジストニアの改善

日常の不調の緩和、病気に対してのアプローチetc.

​呼吸と姿勢はアナタの様々な悩みに応えてくれます。

 

以下、減息メソッドの概要になっています♪

そもそも減息とは…?

読んでそのまま【息を減らす】ということです。

 

減らすって…それは具体的にはどういうこと?? 

減息メソッドでは呼吸の回数よりも【一回にする呼吸の量を減らす】ということになります。


 

エネルギーとしての呼吸

体を動かすエネルギー源は食事と呼吸です。どちらも生きていくには欠かせないものです。

しかし毎食々々、限界以上に食べると調子を崩します。

呼吸も食事と同じでその都度多めに取り込むと調子を崩します。

 

エネルギー源の過剰摂取

呼吸も食事も過剰摂取だと身体(臓器)は疲れ壊れていきます。

ここでいう「疲れる」というのは重力に負けることです。地面に近い姿勢、寝たくなってしまう姿勢です。

お腹がいっぱいになると眠くなるような状況を毎回の呼吸でも作ってしまっています。

(過剰摂取は血糖値やホルモンのバランス、自律神経の交感神経・副交感神経に影響を及ぼします。)

その疲れている呼吸、姿勢や体のテンションでパフォーマンスをしているのです。

 


 

呼吸で肺が疲れる

食べ過ぎたら「胃」が疲れ、飲みすぎたり甘いものを摂り過ぎたりすると「肝臓」が疲れ、水を摂りすぎると「腎臓」が疲れます。

同じように呼吸のし過ぎで「肺」が疲れるわけです。

肺の使い過ぎで肺が疲れ重く感じてしまいます。肺は他の臓器より上についていますので肺(息)の重さで他の臓器が圧迫されてしまいます。

 

現代ではこの肺の重さ(疲れ)が日常生活、パフォーマンス、メンタルに非常に悪影響を及ぼします。

 

 


 

昔の呼吸

ただ呼吸のコントロール(減息)というものは難しいものです。アスリートやパフォーマー等はトレーニングをして鍛えることも大事ですが「物」に頼ることも一つの手段です。

昔の日本人は帯、鉢巻、襷掛け、脚絆、草鞋、褌etc,を使い姿勢を変え減息していました。西洋でも昔はサッシュやコルセットで減息していました。

このような物は自然と表面の筋肉のバランスを変え無意識のうちに姿勢を変えてくれるのです。


 

呼吸とは姿勢の表れである(呼吸=姿勢)

減息するにはまず「姿勢」です。「どのような姿勢で呼吸をするのか?」というのがとても大切です。

何より現代人には【緊張感】が足りません。

交感神経(興奮・覚醒)を優位にし引き締めた上で呼吸することが現代の人には圧倒的に不足しています。緊張感をうまく感じる事ができるので弛緩(リラックス)が生れます。

人は立っているだけでも緊張しているのでその緊張感を利用します。

武道やスポーツと呼吸

例えば合気道の開祖の​植芝盛平氏は「呼吸力」、その弟子である塩田剛三氏は「中心線の力」、という言い方で芯(体内)を表しています。

❝植芝先生は呼吸力呼吸力と言っておられたんですが、これは結局私が分解したところによりますと、集中力即ち中心線の力。これはあらゆるスポーツに通じると思うんですけど、中心線の強さ、ぶれないということ、これがやっぱり大事ですね❞

 公益財団法人合気道養神館 合気道養神館と塩田剛三先生より

 https://www.yoshinkan.net/aikido/shioda.html

王貞治を育てた荒川博氏も植芝盛平氏から合気道を習っており、その体遣いをヒントに一本足打法を王氏と作り上げました。桑田真澄氏も古武術研究家の甲野善紀氏から指導を受けていました。

 

もちろん合気道(或いは武術や武道)が全てのスポーツ、パフォーマンス、演奏、日常生活に役に立つ!とは言い切れません。習っても上手くいかない人がいるのも事実です。

そしてここからは私自身の考えですが…

『西洋の身体』と『日本の身体』では基本的な横隔膜のポジションが違います。それは環境(文化)が違うからです。このポジションを上手く作るのが大事だと思うのです。

西洋で生まれたほとんどのスポーツの場合と日本の武術・武道はこのポジションの違いがポイントになります。

天才と言われている人たちには共通している「ぶれない体」はこの横隔膜がブレないのです。その才能を持って産まれた人もいますし、努力の末に体を作り上げた方もいます。

何れにしても横隔膜は意識し難いものです。

それは現代の人は息が多くて呼吸に溺れている人が多いという事にも起因します。必要以上の筋トレ、ウェイトトレーニングは呼吸を大きくさせ体幹はブレていきます。体がぶれたまま何かしようとすると怪我も多くなります。

息を減らして横隔膜を鍛える!

それが《減息メソッド》です。

簡単で楽!きついけど楽しい!必ず結果に結びつくトレーニング!

自分の体を自分の体で創り上げていきましょう!

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